30年前位にラバーダムが導入されたときの患者の反応
初期虫歯 さん 性別非公開  年齢非公開
2007-07-13 03:03:35
ラバ−ダム大激論(ラバーダムは根管治療の成功率に影響を与えるか?)を読んで・・・

すごく白熱しているラバーダム問題?ですが、多分日本に導入されたのは30年位前だったと思います。

その当時の患者の反応について、素人ですが記憶がありますので御参考になさって下さい。

私がラバーダムとかいう緑色のビニールシートを初めて知ったのは何度かメールの中でもお話している医専卒のかかりつけの先生のところでした。

30年位前だったと思います。

父がいつものようにこの先生の診療を受けようとしたところ、突然、緑色のビニールシートのようなもので口を覆われた。
                 |
先生、何ですかこれはとお尋ねすると、これは最近学会で教わったラバーダムというもので、アメリカなどではこれをつけるのが常識らしいし、いいものなので、今日からうちも使うことにした、との御説明があったそうです。

ところが、うちの父ときたら、息苦しいからやめてくれとラバーダムをはずしてもらったというのです。

それに確か夕食のとき、今日、歯医者様でみたこともない変わったものを口に突っ込まれたが、あれは何だろう、まさか、金歯を盗むつもりでは・・・などと大変情けないことを口走っていました。

ところが、後日、この先生の奥様がうちの母と市場で会ったとき、先日お宅の旦那さんにラバーダムをつけたら気持ち悪がってはずしてくれといわれたが、あれはつけた方がいいので、次回から嫌がらずにつけてくれとおっしゃったというのです。

その奥様のお話によれば、歯の治療のときにはとても患者さんに言えないようなとんでもない劇薬を使用するので、この薬が口やのどの粘膜につかないようにすごく気を使って治療をしている。

が、このラバーダムをかけておけば、そういう心配が薄らぐので、思いっきりお薬が使えます。

今まではこういう便利な物がなかったから、気にし気にしそろそろやっていたけど、こういうものが輸入されたので、うちではすぐに導入を決めました。

なのに、患者さんが嫌がるもんだから、うちの先生はがっかりしています。
これだってただじゃないんだし、つける手間や時間もかかります。

よかれと思ってしているし、うちの先生は絶対に患者さんによかれと思うことしかしない頑固一徹な人で、家計を預かる私は苦労している位です。

とにかく、今後は必ずラバーダムを嫌がらないように、お宅の旦那さんによく言っといてください!   

ところが、このラバーダムは見慣れなかったためか、この奥様の啓蒙活動にも拘らず高齢の患者さんから、もういいわ、が続出。

それで、希望者制になりました。
うちは奥様のご助言に従い、ラバーダムをかけて頂くことにしていたようです。


こんな調子だったので、ラバーダムの普及は遅れているのではないでしょうか。

この先生は保険の患者さんにもラバーダムをかけていました。
若返るか生まれ変わるかして、また歯医者様になって開業して頂きたいものです!

ヘルパーさんと近所をお散歩されているのにお会いすると、今でも、先生、先生って近所の人がすごく挨拶しているそうです。

30年前の情けない患者の反応が今日のラバーダム問題の遠因では・・・と思ってお礼かたがたお知らせいたします。
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

初期虫歯さん、書き込みありがとうございます。
ミルクさん、お久しぶりです(^^)

実はこのサイトの内容は、僕が将来開業したときに患者説明用の資料にしようと、学生の時にコツコツ書き溜めていたものが元になっているんです。

というか、元々サイト運営をしようなどとは全く考えてなくて、大学卒業まではパソコンすら触ったことがありませんでした。

ただ、その後歯科医師になって患者さんと接しているうちに、良い治療をするためには患者さんに色々と知ってもらうことが必要不可欠だと思うようになりました。

しかし、一般的な診療の中では、説明に時間をさくことがどうしても出来ません。

ラバーダムに関しても、しっかりと説明をすれば納得してくれる患者さんも多いと思うのですが、もともと赤字のところにさらに説明の手間がかかる、しかも中には当然理解をしてもらえない場合もありますので、その場合いきなり患者さんとの信頼関係に支障をきたすことにもなりかねない…ということで、ラバーをされていない先生も多いのではないかと思います。

ラバ−ダム大激論(ラバーダムは根管治療の成功率に影響を与えるか?) でも大激論が繰り広げられていますが、僕の個人的な考えとしては、やっぱり初めは全員がラバーダムを使うべきだと思います。

その上で、経験の中から必要ないと判断された場合には使わない…というのが、理想なのかなぁ…と。

でもそのためには、まず患者さんにラバーダムというものを知ってもらわなくては何も始まらないと思います。

ある患者さんは歯科医院で「ゴムみたいなのはしないんですか?」と質問をして、「あんなのは古い歯医者しかやらないですよ」と言われて、それを信じていたということもありましたので…。

ラバーダムを使えばそれで良いというわけでは決してないのですが、少なくともそんな不採算なものをわざわざ使っている「心意気」は患者さんに理解して頂きたいですし…。

と、そんなことをいろいろと考えているうちに、「大勢の人に知ってもらうためにはインターネットだ!」という単純な理由で、サイト運営を始めました。

正直僕一人では大した内容のものは絶対に出来ませんし、過去の自分の回答を見ていても目を覆いたくなるようなものが多々あったりしますが、いろんな方のご協力のおかげで本当に良いサイトになってきたような気がします。

ぜひ、今後ともよろしくお願いします。
2007-07-16 02:05:00

この相談の詳細情報
このページは歯チャンネル提供のリンク機能を使用して、原文より一部抜粋したものです。
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