中高年の矯正による歯根吸収と歯槽骨吸収のリスク程度について
dandit さん 男性  51歳
2017-09-20 18:47:41
よろしくお願いします。

下顎前突の外科手術と術前・術後矯正で別件で投稿中ですが、別視点から質問です。


50歳以上の中高年で矯正が可能なのは理解しておりますが、それに伴うリスクとして気になるのが、歯根吸収歯槽骨吸収です。

数年前に患った歯周病のため、現状では歯槽骨が若干低く(収縮)しているとの説明をご担当の医師から聞いています。
しかし、現在は歯周病も安定しており問題ないため、矯正可能とのことでした。


矯正により、歯根吸収と歯槽骨の吸収が異常に進んでしまう可能性を予想する事ははできないとのことですが、中高年だからこそ、その頻度(確率)は高いのでしょうか?

審美的な目的ではなく、長期に歯を温存することを目的に、受け口外科矯正を考えていますが、矯正することにより、かえって歯根吸収と歯槽骨の吸収が進んでしまった場合は、本末転倒になるのでは?と考えています。

一説には、矯正により、何十年分の歯根吸収があるケースも存在するそうですので。



正確な確率は不明かもしれませんが、ご経験上、感覚的にはいかがでしょうか?

ちなみに、ブラックトライアングルについても見た目はあまり気にしませんが、歯や歯茎の寿命に影響する場合、同様にリスクとして捕らえています。


中高年になって上記のリスクと天秤にかけ、外科手術と矯正治療に踏み切るかどうかの悩みどころです。
率直なご意見、ご経験をお教えいただきたく、よろしくお願いします。
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

勘違いをされるといけないので補足をさせて頂きますが、

唾液や血液による、歯周病菌虫歯菌などについては検査はありませんでした。
>またCT検査も行っていていません。

それが一般的です。

歯周病菌や虫歯菌の検査は個人的には不要(行ったところで治療方針が変わるわけではないので過剰検査)だと思いますし、CTも目的があるならいいですが、全ての人には不要だと思います。

それよりも、十分な経験があるかどうか、似たような症例をどれだけ経験しているかの方が遥かに重要かと思います。



>中高年の矯正で、歯槽骨の中央に上手く歯根を誘導しても、歯根吸収が予想以上に発生してしまった症例はありますか?

船橋先生が原因の一つを書かれていますが、実際はそれだけではなく体質や遺伝など、はっきりと原因がわかっていない部分もあります。
つまり、適切な力で歯槽骨の中央に上手く歯根を誘導したとしても、歯根吸収は起こる時は起こります。

(報告によりかなり差がありますが、軽度のものも含めると矯正患者の30〜90%に歯根吸収は起こると言われています)

しかし、歯根吸収が原因で抜歯になったり、矯正治療が中断となることは非常に稀です。



>私の歯はあまり動かない可能性が高いと感じましたが、如何でしょうか?

歯が動きにくい場合は噛み合わせの問題やアンキローシス骨癒着)など、何らかの原因があります。

経験豊富な先生なら矯正を進めていくなかで原因と思われるものを想定し、きちんと対応を行っていきますので、こちらも通常問題とはなりません。



大学病院から他の病院への転院は可能でしょうか?

転院先が今よりも良い可能性が高いのであれば問題無いと思いますが、CTを撮影している、コルチコトミーを実施しているといった理由だけで転院をするのは危険かもしれません。
(CT撮影やコルチコトミーを行っていても、矯正の技術自体が低い医院は多数ありますので)

歯科医院選びは難しいと思いますが、一度矯正を始めると長い付き合いになりますので、可能であれば数件の医院で相談をして一番信用できそうなところで開始をされるのがよろしいかと思います。



→参考:歯根吸収に関する国内の研究報告
2017-08-10 01:41:55

この相談の詳細情報
このページは歯チャンネル提供のリンク機能を使用して、原文より一部抜粋したものです。
全ての質問文と回答を見る際は、原文をお読みください。
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