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分娩予定日の計算

分娩予定日は一般的にネーゲレ概算法という方法で計算します。
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ネーゲレ(Neagele)概算法


分娩予定月=最終月経の月+9(または−3)
分娩予定日=最終月経の日+7


この分娩予定計算式は産婦人科などのHPを見ると、数字を入れれば自動的に算出できるページが掲載されています。ですからそちらでだいたいの目安とする分娩予定日を算出するといいでしょう。

ただし上記の計算法ですべての方が正しく分娩予定日を算出できる訳ではありません。
最終月経を元に分娩予定日を出した場合、様々な理由から誤差が生じてくるからです。

誤差が出る要因

1.射精後の精子は子宮または膣の中で7日程度授精能力を残しています。

同様に卵子も排卵後24時間の間は受精能力を持っています。

このことから排卵日だと認識していない日に妊娠してしまうことがあるので、ズレが出てくることがあるのです。


2.ピル・コンドーム・IUDで避妊をきちんとしていても妊娠する可能性はあります。


3.排卵日は月経周期の関係でズレることがあります。

ですから個人で分娩予定日を正確に算出することはちょっと難しいようですね。


病院で分娩予定日の誤差を算出する場合には、超音波断層法(エコー)と妊娠週数で計算した胎児の大きさと上記3つの事柄を踏まえて分娩予定日を修正していきます。

GS(胎嚢)とCLR(頭殿長)が小さい場合には分娩予定日が少し延びます。

しかし、病院で誤差を修正したとしても個人の場合と同じで分娩予定日を正確に算出することはできません。

ですからあくまで予定日は予定日。
目安にとどめておきましょう。
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